木戸愛が初日、3アンダーの4位タイで、2年ぶりの優勝へ向けて幸先のいいスタートを切った。

 木戸の本領発揮といったところだろうか。見せ場はいきなり訪れた。

 3番(パー3)をチップインバーディでギャラリーを沸かすと、続く4番(パー5)で連続バーディ。6番(パー3)もバーディとしたが、7番(パー4)をボギーにしてスコアを落とした。

 しかし、8番(パー4)、9番(ぱー4)を連続バーディにして再び息を吹き返した。

「チップインバーディから始まって、その後もバーディチャンスをモノにして前半は完璧なゴルフでした」ただ、後半に入ってから失速した。

0番(パー4)のバーディのあと、13番(パー4)、18番(パー4)でボギーをたたいてしまい、スコアを落とした。

「後半は苦しい展開でしたが、まだ残り3日間あるので、じっくり調整して最終日にピークを持っていけるように頑張りたい」今季の木戸はアプローチを課題としている。木戸自身も「100ヤード以内でもう少しチャンスに付けていきたい」と語る。
森田理香子、ケガ克服して大会連覇だ


高校を卒業してプロに転向した後、2020年の東京五輪までに賞金女王を目指し、国内と世界で頂点に立つ夢を語った。

 4月のKKT杯バンテリンレディスオープンで最年少記録を更新(15歳293日)して以来、注目度が一気に上がった。「注目されるのは好きでもあり、プレッシャーにもなる。プレー中はゴルフのことだけ考え、平常心で楽しく回るように心がけている」という。

 アマの試合とツアー競技、学校生活の掛け持ちで多忙な日々だ。5月31日にアマの国際大会から帰国後、3日に福岡で九州高校選手権予選に出場。4日早朝に鹿児島に戻り、学校に直行した。「試合でしか学べないことは多いから、出られる試合はすべて出たい」

 物おじしない態度や強気のパットに性格がにじみ出る。「気が強すぎる時がある。もう少し優しくなりたい」と笑うが、負けず嫌いを変えるつもりはない。ゴルファーとして誰にも負けたくないことは何かと問うと、「スコアですね。勝つことが何より」と答えた。
タイトリストアイアンAP2 714


「ラウンドは先月から始めましたが、急ピッチで仕上げました。2週前からよくなり始めて、飛距離も1クラブぐらい落ちる程度まで戻ってきましたね。ただ、それ以上にショートゲームの感触が意外によくて、けっこう救われています」

 3月のヨコハマタイヤ PRGRレディスカップと4月のスタジオアリス女子オープンには、ウエイティングでトーナメント会場にきていただけに、さすがにツアーの雰囲気に戸惑うことはない。むしろ、トレーニングをしっかりと積んだぶん、多少手応えもある。

「この試合を含めて、サントリーレディス、NEC軽井沢72ゴルフトーナメント、日本女子プロゴルフ選手権の4試合が決まっています。それだけでシード権を取れるとは考えていませんが、中途半端な気持ちで会場には来ていません。出るからには、上位を狙っていきたい」

 と、秘かに闘志を燃やしている。初日はツアー初優勝を飾り、売り出し中の若手である飛ばし屋の渡邊彩香と同組でのラウンドになる。
3勝目が遠い比嘉真美子の連覇は?


女子ゴルフ・九州女子選手権第1日(20日、熊本・玉名CC=6399ヤード、パー72)4月の女子ツアー「KKT杯バンテリンレディス」を史上最年少の15歳で制した勝みなみ(鹿児島高1年)は1アンダーの71で回り、首位に1打差の2位と好スタートを切った。注目のスーパー女子高生は6月の「サントリーレディス」(兵庫・六甲国際GC)に主催者推薦で出場することが内定。来週にも発表される。

 降り続けた雨も関係なし。ボギーなしの1バーディー。テレビ8社、新聞・雑誌10社が詰めかける中、2年ぶりの大会制覇へ、勝が好スタートを切った。「雨は嫌いではないし、気にならなかった。よく粘って、耐えるゴルフができたと思います」。前日19日は、同学年で仲良しの橋本千里(ルネサンス豊田高1年)が全米女子オープン最終予選を突破。「千里ちゃんは粘ってパーを拾うゴルフ。見習いたい」と刺激を受けた様子だった。
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本年度の開催コース、ゴールデンバレーGCのコースレートは国内最高の「77.4」。トーナメントディレクターの平野浩作氏は、「優勝スコアは、風がなくても5アンダーはいかないだろう。1日でも風が吹けばアンダーパーは出ない。過去10回の日本プロの中では一番難しいと思う」と、その攻略の難しさを強調した。

ロバート・トレント・ジョーンズJr設計による戦略性の高いコースだが、倉本会長はさらに踏み込んで、「新世界基準でプレーさせたい」と大会の構想を披露した。「一昔前までは、距離が長く、フェアウェイが狭く、グリーンが硬くて速いというセッティングだったが、今は違う。その日の状態や上位のプレーヤーの質によって、ティ位置やピンポジションを変えて、こういう選手に上位に来て欲しいというような根拠を示しながら、セッティングしていきたい」と言う。

風が強い日にはティグラウンドを前にするなどして、選手に攻めか守りの決断を迫る。そんなコースセッティングが期待できそうだ。
成田美寿々が自己最高の74位に


サイバーエージェントレディス最終日(4日、千葉・鶴舞CC西C=6515ヤード、パー72)アマ5人目の優勝には届かなかった。初日2位、前日1位と好位置を維持してきたが、最終日は3バーディー、4ボギーの73。引き揚げる森田が本音を漏らした。

 「結果は良かったが、勝たないと意味がない。重圧はなかったのに、本当に残念…」

 前半アウトを終了して単独首位に立った。11番(パー4)ではグリーン手前15ヤードからのチップインバーディーでリードを2打に広げたが、12、13番の連続ボギーで首位陥落。「ミスが一番痛いというのが分かった」と最後まで追いつくことはなかった。

 それでも2位の森田をはじめ、4位に堀、6位に永井と10代のアマトリオが10位以内に入った。88年のツアー制度施行後では初の快挙で、プロと渡り合う姿にコースが沸いた。

 森田は8日開幕の国内メジャー初戦「ワールドレディスサロンパス杯」(8~11日、茨城・茨城GC西C)にも出場する。「優勝には近づいている。次はミスを減らす」。国内メジャー史上初のアマVに意欲を示した。
ゴルフアイアンセット


米男子ゴルフ・RBCヘリテージ第3日(19日、米サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド、ハーバータウン・リンクス=7101ヤード、パー71)第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われた。58位で予選を突破した石川遼(22)=CASIO=は6バーディー、2ボギーの67と伸ばし、通算1アンダーで首位と7打差の22位に浮上した。第3ラウンドを66で回ったルーク・ドナルド(36)=英国=が通算8アンダーで単独トップに立った。松山英樹(22)=LEXUS=は通算8オーバーで前週の「マスターズ」に続きプロ入り初の2週連続予選落ちとなった。

 石川が一気に22位へ順位を上げた。「いい形でやれた。他の選手よりちょっと伸ばせたかな」。米ツアー参戦2年目で身に付けた英語力と自己主張でピンチも脱した。15番(パー5)で第2打を右に曲げて林の中へ。競技委員と英語でやりとりし、2度の救済を受けた。前方が開けた場所からの第3打を3メートルに寄せてバーディーを奪った。
石川遼 感性のゴルフで124位から予選突破ほぼ確実


昨年の米国ツアー・アジアツアー共催、CIMBクラシック2013(CIMB Classic 2013)を制してマスターズの出場権を獲得した31歳のムーアは、大会前日の和気あいあいとした雰囲気の中、2位以下に2打差をつけて優勝を飾ったが、パー3コンテストの勝者は本戦で優勝できないというジンクスもよく知っているようだ。

「怖くなんかない。誰にも分からないだろ。どこかのタイミングで誰かがその呪いを破らなくてはいけない。それが僕であってほしいよ」

「誰が予想できる? もしかしたら僕が8アンダーかなにかを記録して、ホールインワンを数回決めるかもしれない。どうなるだろうね」

 この呪いは侮れない。パー3コンテストの勝者で、その後マスターズのタイトルを獲得している選手はごくわずかで、2000年大会の覇者ビジェイ・シン(Vijay Singh、フィジー)は、パー3コンテスト優勝の6年後に本戦を制しグリーンジャケットを手にしている。1984年大会で優勝したベン・クレンショー(Ben Crenshaw、米国)は、1987年のパー3コンテストを制し、1995年のマスターズで感動のタイトル再獲得を果たしている。
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坂東奈央(宮城・東北高1年)が、バーディーなしのストレスがたまるゴルフながら83で回り、1位で決勝大会(5月9~11日、岐阜・花の木GC)に進んだ。

 「チャンスもあったんですけど、グリーン上のボールが風で動いてカップから離れてしまったこともあった」と、強風、突風が吹いたラウンドを振り返った。「風の音で集中力が切れたところがあった」と12番、17番で3パットのダブルボギーをたたいた後半を反省した。

 149センチと小柄なため、クラブはシャフトを短くして体に合わせたライ角にするなど工夫している。昨年は予選落ちを経験。「目標」という宮里藍の出身校でゴルフの名門、東北高の先輩たちから海外の話を聞き「米国でゴルフをやってみたいので、世界ジュニアに行きたい」という。「決勝大会では、粘りのゴルフをしたい。グリーン周りを練習して粘りたい」と、強調していた。
岩田寛が5位に浮上!松村は6位Tで折り返し


米男子ツアーのアーノルド・パーマー招待は現地時間23日、フロリダ州のベイヒルC&ロッジを舞台に最終ラウンドの競技を終了。初日から首位を走ったスコットが4オーバー76を叩いて後退する中、4打差の3位タイからスタートしたエブリーが2アンダー70にスコアをまとめて通算13アンダーとし、後続に1ストロークの僅差ながら逆転でツアー初優勝を達成した。

「苦しくて苦しくて、勝ったことが信じられない」と目にいっぱい涙をためインタビューに答えたエブリー。12番のバーディでトップに立ち、一時スコットに3打差をつけ圧倒的優位に立ったが、優勝が目前に迫ったことで「経験したことがないよう」ような重圧に苦しんだ。

 スコアを伸ばしたい16番パー5でティーショットを右に曲げ、セカンドショットが木に当たるアンラッキーで4オン2パットのボギー。続く17番はグリーン手前のバンカーにつかまりヒヤヒヤのパーセーブ。最終18番は短いパーパットを外してボギー。上がり3ホールで2ボギーを叩いて、気づけば後続に1打差まで迫られた。しかし後に続いたスコットが16番のイーグルチャンスを3パットでふいにし、17番はパーセーブならず。この時点でスコットを抜いて1打差の2位に浮上したキーガン・ブラッドリー(米)が18番でバーディならプレーオフにもつれ込むところだったが、ブラッドリーのバーディパットはカップに届かずエブリーが初の栄冠に輝いた。ブラッドリーは通算12アンダー単独2位。
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表純子が最終日にトーナメントコースレコードをたたき出した。9バーディ、ノーボギーの63。自己ベストに並ぶスコアは、大会コースレコードとなった。これまでトップの記録だったのは2009年大会の初日に上原彩子が出した64。

 表はこの日のバーディラッシュで、前日39位から、通算4アンダーの6位タイまで順位を上げた。

 爆発的なスコアの要因について表は、

「やはりパターが入ってくれたことです。昨日まではガッツリストロークしていましたが、それをゆっくりとストロークするようにしたことでよくなりました」

 特に8番(パー4)は10メートル、17番(パー3)は15メートルのロングパットを沈めるほど、パットがさえた。

 コースレコードを更新したことを伝えられると、

「やったー!」

 と素直に喜んだ表。来週は初日から今日のようなゴルフをすると誓っていた。
予選通過ボーダーライン上の石川遼



2014年03月08日

ゴルフでの応急処置

ゴルフでの応急処置

ブリスターは、通常、あなたがコースで経験した最初の一般的な傷害である。ゴルフ手袋は、定期的に任意のブリスターを防止するためにゴルファーによって使用されているあなたは、1つを持っている場合は、しかし、ブリスターをカバーするためにバンドエイドを持って来ることは非常に有用である可能性があります。応急処置キットとしてあなたのゴルフバッグのあなたのゴルフポケットの1つを使用して、それがとにかく意味をなさない。もちろん、あなたがあなたのポケットに全体の救急キットボックスを配置する必要はありません、ちょうどあなたが小さな緊急事態の場合にはあなたを助けるために必要または不可欠であることを確認してください。ここでは、任意の緊急の応急処置として持参し、使用することができます6のものがあります:

1。バンドエイドは、常にあなたのキットに持っている必要があります最初のものである。これは、あなたがプレイ中に発生する可能性のある水疱や少しのカットをカバーするために使用されます。

2。撥バグまた、リストにする必要があります。それは常に忌避とあなたのゴルフバッグに格納するバグの缶を持参する価値がある。あなたはこれらの蚊が、大きいか小さい、あなたが遊んでいる場所に、出てくるが開始されますときに言うことはできません。

3。利用可能な粘着テープの小さなロールを保管してください。これは、特に指に水ぶくれが、バンドエイドのための良い代替することができます。その上に布やテープで指をラップし、あなたのゴルフグローブを使用して、それが最高の作品。

4。日焼け止め。もちろん、ゴルフをすることは時間の太陽の下で日光浴を意味します。あなたのゴルフバッグに小さなチューブを持参し、あなたがそれを必要とするとき、それはそこに幸せになります。

5。あなたやあなたの演奏のパートナーが頭痛を取得するときに知っていることは決してないだろう。あなたのゴルフのポケットに1つまたは2つのアスピリンを保つことは、とにかく多くのスペースを消費しません。

6。あなたのゴルフバッグに余分な靴下を保管してください。あなたがそれらの厄介な水疱を取得すると、あなたの救急箱に掘るとバンドエイドを適用した後に靴下を置くことができます。余分な靴下はすでに着用している靴下の上に置かれるべきである。これは、あなたのゴルフシューズに対するクッションとなると不快感を軽減します。
スピードブレードアイアン



今季は欧州ツアー1試合、米男子ツアー1試合に出場しているタイガーだが、いずれも結果は思わしくなく、完全復活が心配されていた。ところが、現地時間27日開幕の米ツアーフロリダシリーズ初戦、ザ・ホンダ・クラシック(フロリダ州PGAナショナル・リゾート チャンピオンC)にやってきたタイガーは、そんな周囲の心配を吹き飛ばすようなたくましい顔で、4月のマスターズ(4月10~13日/ジョージア州オーガスタナショナルGC)に向けての青写真を口にした。

「ひとたびフロリダに来れば、オーガスタへの道を考える」と言う裏には、オフの間、クラブを握ることより体作りに専念した自信が見え隠れする。さらに、欧州ツアー参戦から戻ってからは、ショートゲームを磨くことに力を注いでおり、メジャー15勝目を狙うマスターズへの準備は万端だ。

 タイガーに続く世界ランクNo.2で、マスターズ連覇を目論むアダム・スコット(豪)も、6週間の休みから復帰する。1月のソニー・オープン・イン・ハワイ以来、休養を取ってサーフィンをしたり、友達とラウンドしたり、ボーっとしたりしてゆっくりと過ごした。

「3週間経って、クラブを振る必要を感じたくらい。すごくいい時間が過ごせた。ここに来る前に2週間練習して、1週間は友達とプレーした。いい準備ができている。ここはすごくタフなテストだけどね」と、笑顔でプレーする意欲をのぞかせている。
ルドクビストが完全優勝


だが19日(水)に開幕した「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」初日。ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)やロリー・マキロイ(北アイルランド)が順当に2回戦にコマを進める中、ファウラーは1回戦でイアン・ポールター(イングランド)を破り、“番狂わせ”に成功した数少ない1人となった。

今大会に出場した64選手のうち、昨年までの成績ではマット・クーチャーが15勝3敗、ハンター・メイハンが15勝5敗、ルーク・ドナルド(イングランド)が17勝8敗といったように、マッチプレーを得意としているプレーヤーが何人かいる。ポールターも22勝11敗と高勝率。だがその数字以上に「ライダーカップ」などでの活躍が、マッチプレー巧者としてのポジションを確立していた。

ティオフを迎えるまでのファウラーの心境も大方の周囲のそれと同じ。相手は2010年大会のチャンピオンでもある。さらに自身の直近の出場試合は3戦連続予選落ち中だ。「下馬評が良くなかった?それはそうだよ。ポールターは圧倒的に強いと思われるに決まってる。客観的に見て、僕らのブラケット(4つのブロック)だったら、自分だって予想にポールターを選ぶ」。

ところが試合が始まると、4番のバーディで先行し、その後も快調にバーディを重ねて10番までに3アップ。前半はショットでポイントを稼いだが、13番(パー5)では最近の悩みのタネだったパターが光った。12メートルを沈めて会心のイーグル。その後、1ホールを残して2&1で勝負を決めてみせた。
タイトリスト激安


スーザン・ピーターセン(ノルウェー)が、ソチ五輪での仲間たちの活躍をエネルギーに変えて、ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1の座に近づこうとしている。

 現地時間13日開幕の米女子ツアー今季第2戦、ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン(豪、ザ・ビクトリアGC)に参戦するピーターセン。現在同ランクNo.1のインビー・パーク(韓)は欠場とあって、結果を出せば大きく頂点に近づけるだけにこのチャンスをつかもうと燃えている。その背景にあるのが、現在ロシアで行われているソチ冬季五輪だ。

 ウインタースポーツの盛んなノルウェー出身とあって、毎晩テレビにくぎ付けになって仲間たちの応援をしている。「スコットランド人が手にゴルフクラブをもって生まれてくると言われるように、ノルウェーの子供たちは足にスキーをはいて生まれてくると言われるの。それに小さな国だから、種目は違ってもアスリート同士はすごく仲がいい。オリンピックに出ている選手の多くも友達だから、それを見るのは楽しい。自分がリオ(五輪=2016年開催)でプレーするのが待ちきれない」と、興奮気味に口にした。シーズン初戦となる今大会に勝って、五輪で奮闘する仲間たちにエールを送りたいところだ。

 予選ラウンドでは、地元のスーパースターでありながら、大会9勝という世界新記録がかかった先週の欧州&豪州女子ツアー共催のボルビックRACVレディスマスターズで過少申告というミスを犯し失格となったカリー・ウェブ(豪)と、ロレックスランクNo.3のステイシー・ルイス(米)と一緒にプレーするとあって、一番注目の組になるのは間違いない。

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宮里藍(4バーディ、2ボギー、通算イーブンパー、49位タイ)
「パットも要所要所で決まってくれたし、内容は昨日よりも良かった。最後もバーディフィニッシュで気持ちよく終われましたからね。途中から風が強くなって、コンディションが違うものになったけど、我慢強くやれたし、明日につながれば。ガツガツしすぎないようにやっていきたい」

上原彩子(3バーディ、4ボギー、通算イーブンパー、49位タイ)
「パッティングのフィーリングは良かったんですが、風が出てからはスピード感を合わせるのが難しかった。出入りの激しいゴルフで、いいところもあったんですが、やっちゃいけないミスもあって、そういう部分を避けないと。明日からは今日できなかったことをしっかりやりたい」


米国男子ツアー「ヒューマナ・チャレンジ」。今大会はPGAウエスト・パーマーコース、ニクラスコース、ラキンタCCの3コースを使用してのプロアマ形式。3日間の予選ラウンドはプロ2人とアマ2人が1組で各コース1度ずつ回り、最終日は予選を通過したプロのみで行われる。

この日予選ラウンドの組み合わせが発表され、「ソニー・オープン」で予選落ちを喫した後に今大会出場を決めた石川遼はスペンサー・レビン(米国)と同組で初日はパーマーコースを回ることとなった。

 昨年は今大会でPGAツアー本格参戦をスタートさせた石川だがバーディ合戦についていくことができず予選落ち。その後3試合連続で予選落ちを喫するなど苦しいスタートとなった。本格参戦スタートの地で1年の成長を刻むことができるか。


2011年に左足底を手術した深堀はツアーに賞金シード選手として本格復帰した昨季、2度のトップ10入りのほか、予選落ちは4度にとどめ、賞金ランクは44位。年間を通じてトップフォームを維持したことに「安定的にゴルフが良くなって、状態も上がってきた。精神的にも充実してきた」と、一定の満足感を示した。だからこそ「もう今年は優勝しなくちゃいけない気持ちが強い」とキッパリ。05年9月の「ANAオープン」以来となる通算9勝目を見定めている。

復活優勝への意欲を一層かき立てるのが、07年に生まれた愛娘の存在だ。「僕が勝っている時を見ていないから、見せたい思いがある」。

2月下旬に発売されるキャロウェイの新製品「BIG BERTHA」シリーズにも好感触。「キャロウェイのクラブに助けてもらってきた。今年も革新的で、驚くものが手に届いた。シーズンが楽しみ」と力を込めた。


Y・E・ヤン(韓)主将率いるアジアチームと、ホセ・マリア・オラサバル(スペイン)主将率いる欧州チームが名誉をかけて激突する第7回 ザ・ロイヤルトロフィは現地時間20日、中国のドラゴンレイクゴルフクラブを舞台に開幕。両チーム8人ずつの選手がフォーサム(1つのボールを2人が交互にプレーする)、フォーボール(2人のうち良い方のスコアを採用)、シングルスのマッチプレーで3日間しのぎを削り合う。

 この戦いに誰よりも意欲を燃やしているのがアフィバーンラトだ。そもそも、この大会は一昨年に死去したスペインの英雄、セベ・バレステロスが熱望して立ち上げられたが、その舞台となったのがタイだった。ロイヤルトロフィの“ロイヤル”は、まさにタイ王国。1946年から在位しているラーマ9世(プーミポンアドゥンラヤデート)現国王のサインがあるトロフィが用意され、当初はタイで行われていた。

 そのラーマ9世は現在86歳。高齢もあって約4年間入院していたが、今年8月に退院している。この時、タイ国民が揃って歓喜したのは記憶に新しい。「タイの人々は国王を愛しているから、具合が悪いとみんなが悲しい。僕は医者じゃないから、国王のサインがある(ロイヤル)トロフィ」を手にするためにいいプレーをすることしかできない」と、熱く語り、アジアチームの連覇に自信をのぞかせた。

「アジアのゴルファーもワールドクラスのプレーヤーとともに戦えることを見せたいだけなんだ」とも付け加えたアフィバーンラト。日本ツアー賞金王、松山英樹が故障で直前に欠場した状況下、アジアンツアー賞金ランクNo.1の男がチームのポイントゲッターとなるのは間違いなさそうだ。


ゴルフ界のカリスマ、グレッグ・ノーマン(豪)がホストを務め、トッププレーヤー24人が集結して2人1組で激突するオフシーズン恒例のチャリティイベント、フランクリン・テンプルトン・シュートアウトが現地時間15日、フロリダ州のチバロンGCを舞台にスクランブル方式(2人がティーショットを打ち、良い方のボールを採用。そこからまた2人が第2打を打ち、良い方を選択して進む)による最終ラウンドの競技を行い、14アンダー58の爆発的スコアをマークしたクーチャー&イングリッシュ組が通算34アンダーで逃げ切って優勝を飾った。

 3日間それぞれ違う方式で競われる本大会。初日のモディファイドオルタネート方式(2人がそれぞれティーショットを打ち、良かった方のボールを選択。選択されなかった方のプレーヤーが2打目を打ち、交互にプレーする)で8アンダー、2日目のベターボール方式(2人が各々自分のボールでプレーして、良い方のスコアを採用する)で12アンダーと着実にスコアを伸ばした2人は、この日も12組中ベストのスコアを叩き出し、単独2位に入ったレティーフ・グーセン(南ア)&フレデリック・ヤコブソン(スウェーデン)ペアに7ストロークの大差をつけ圧勝。7打差Vは第1回大会が行われた1989年にカーティス・ストレンジ&マーク・オメーラ(ともに米)組が記録した最大ストローク差優勝記録に並ぶものとなった。